保険証が届くには何日かかる?代わりになる証明書とは?
2023/09/08
社会保険労務士法人Aimパートナーズです!
社会保険加入の手続きをしてから保険証が届くまでに、どれくらいの日数がかかるのでしょうか。
通院や身分の証明のためにもなるべく早く従業員に渡してあげたいですよね。今回は保険証の発行までの日数や、保険証がない場合の対応についてご説明していきます!
【目次】
◆保険証の発行日数は?
◆保険証が手元になく、全額負担した場合
◆保険証の代わりとなる証明書とは?
◆まとめ
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◆保険証の発行日数は?
保険証の発行にかかる日数は、加入する保険の制度や発行する状況によって異なります。
正確に知りたい場合は、会社が所属する保険組合に問い合わせましょう。
全国健康保険協会(協会けんぽ)の場合は、通常、日本年金機構での審査(7日~10日ほど)確認完了日の2営業日後に発送されます。
しかし、入退社が多い4月などの繁忙期は、日本年金機構での審査に時間がかかるので注意しましょう。
また、保険証を紛失した際の再発行についてもほぼ同日数と考えてよいでしょう。
◆保険証が手元になく、全額負担した場合
突発的な怪我や病気により、全額(10割)負担で病院を受診し、会社へは事後報告となるケースも大いに考えられます。
一度医療費を全額(10割)負担したとしても、あとで自己負担分との差額を返金してもらうことが可能です。
同月中であれば窓口で通常の3割負担で処理される場合もあります。保険証が届いたら、医療機関に保険証と領収書・診療明細書を持参しましょう。
医療機関によって払い戻しの手続きができない場合は、保険者に必要書類を提出すれば、払い戻しを受けられます。
協会けんぽの場合は以下参照↓
◆保険証の代わりとなる証明書とは?
もし、事前に通院しなければならないことが分かっている場合、保険証の代わりに使用することができる健康保険被保険者資格証明書の発行が可能です。
医療機関の窓口で証明書を提示すれば、通常通りに保険診療を受けられて、払い戻しや還付手続きの必要もありません。
協会けんぽであれば、事業主または被保険者からの申請に基づき年金事務所窓口にて即日発行が可能ですので、受診前に発行することをお勧めします。
また、協会けんぽ以外の健康保険組合の場合であっても、資格証明書の発行が可能な場合もあります。加入している健康保険組合に確認しましょう。
◆まとめ
いかがでしたでしょうか。
保険証の発行には社会保険加入の手続きを行うことが大前提です。手続きを怠っており、数カ月保険証が届かないなんてことがあれば、会社の信用問題に関わってしまいますよね。
「事業主自身も現場に出ており手続きする時間が取れない」「プロに間に入ってもらい管理して欲しい」など、保険関係の手続きについてお困りの方はお気軽に社会保険労務士法人Aimパートナーズまでお気軽にお問合せください!
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